三軒茶屋駅前おなかクリニック

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大腸内視鏡検査
(大腸カメラ)

Medical

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)とは

大腸カメラ

大腸カメラは肛門から10mm程度のスコープを挿入し、大腸の中から直接観察し正確な病気の診断、病状の把握が可能で、適切な治療を行う上で重要な情報を得ることができる検査です。小さなポリープや潰瘍、炎症や腫瘍など様々な病変の発見が可能です。

現在、大腸がんは女性ではがん死亡原因の第1位、男性では第3位となっています。
大腸がんや前がん病変である大腸ポリープは、定期的に検査を行っていれば、早期に発見でき、内視鏡での治療が可能な病気です。定期的に大腸カメラを受け、ポリープを切除することにより大腸がんの死亡率を下げるとの報告もされており、大腸がんの早期発見・早期治療にはとても重要な検査です。

近年の内視鏡は格段に進歩しています。当院では従来に比べ痛みの少ない最新の内視鏡、おなかの張りを抑えるCO2送気装置を完備し、経験豊富な内視鏡専門医が検査を行っており、安心して検査を受けて頂けます。
ただし全く体に負担のない検査ではなく、過去に痛くて、つらかった経験をお持ちの方はご希望に応じて鎮静剤(静脈麻酔)を使用し、苦痛を軽減した検査もできます。鎮静剤(静脈麻酔)を使用しない場合はモニターで自分の大腸の中をリアルタイムに観察することができます。鎮静が必要かどうかは、病状などを医師と相談の上、適切に行うことが重要です。

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)でわかる疾患

大腸がん、大腸ポリープ、粘膜下腫瘍などの腫瘍性病変の他に炎症性疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、虚血性腸炎、感染性腸炎、膠原病性腸炎、大腸憩室症や過敏性腸症候群などの病気の精査、診断に有効です。

当院の特長

三軒茶屋駅前おなかクリニックの特徴

① 内視鏡専門医による検査

検査は全例、経験豊富な内視鏡専門医が行っております。神戸大学、虎の門病院で8,000件以上の大腸カメラを経験し習得した診断、治療技術でクリニックにおいても、安全かつ高品質な内視鏡検査をおこないます。

② 高精度の設備

内視鏡はオリンパス社製の最新の内視鏡機器を導入し、ハイビジョン対応、狭帯域光観察(NBI)、約100倍まで拡大可能なズーム機能を装備し画像強調観察技術を駆使して病変の細部まで観察可能で、スクリーニングから精密検査まで対応しております。

③ 日帰りでポリープ切除可能

ポリープは大きさ、形によってはその場で切除が可能です。その場合、出血を来すリスクを伴うため、検査後10日ほど、日常生活上の制限があります。運動や飲酒、出張、旅行等の予定は組まれないようにお願いします。(ご都合の悪い場合には日を改めて切除を行うことをお勧めします)

④ 充実した検査環境

リカバリールームを完備しております。鎮静中、鎮静後もモニター管理を行い安心して鎮静剤(静脈麻酔)を使用可能な環境を整えております。

⑤ 必要があれば同日に胃カメラも受けることができます。

大腸カメラを受ける準備をすると胃の中も空っぽなので、少々余分に時間を頂いて大腸カメラ前に胃カメラをすることが可能です。

  • こんな症状がある方に検査をお勧めします
  • 排便時に出血、便に血が混在している
  • 健診の便潜血反応が陽性だった
  • 貧血を指摘されたり、急激な体重減少がある
  • おなかの調子が悪い(腹痛、腹部膨満感など)
  • 便通に異常がある(便秘、下痢、便が細かい)
  • 過去に大腸ポリープを指摘された方
  • 血縁者が大腸がんになった方
  • 40歳以上の方で大腸内視鏡検査を受けたことがない方

検査前後の流れ、注意点

検査前
まず診察にお越しください。現在の症状やこれまでの病歴などを伺います。(人間ドックや健診で引っかかった方は、検査結果一式をお持ちください)。
内視鏡検査に必要な血液検査、腹部レントゲンを確認し、検査可能か判断します。続いてご都合を確認し検査の予約をお取りし、検査についての詳しい説明を行います。
検査前日
お食事:大腸に便が残ると、内腔の観察ができません。前日のお食事は消化の良いものをお召し上がりいただき、夕食は21時までにすませてください。その後食事(固形物)は摂取しないでください。飲水は可能です。特に夏場は積極的に水分摂取をして脱水に注意してください。ただし、アルコールは控えてください。

[ 避けていただきたい食品 ]
果物、茸類、海藻類、野菜、豆類、こんにゃく、玄米、ラーメン・そばなど繊維の多い食品や消化の悪い食品、アルコール・香辛料など刺激の強い食品

[ 食べてよい食品 ]
うどん・白米、豆腐、卵・乳製品、食パン、肉、魚、じゃがいもなど、繊維質の少なく消化の良いもの

お薬:常用薬は通常通りお飲みください。また、就寝前に当院から処方されるピコスルファート1瓶全量をコップ1杯の水に溶かして内服してください。
検査当日の朝
お食事:朝食は抜いてください。水やお茶など透明な水分は摂取可能です(ジュースや牛乳、コーヒーなど色の付いているものは控えてください)。
お薬:常用薬は事前に指示のあるものだけ内服してください。
ご来院時の注意:検査時に使用する薬剤の影響で、一時的に目の焦点が合いにくくなります。また、鎮静剤(静脈麻酔)を使用される方は体の感覚が鈍くなります。そのため、検査当日は自転車、バイク、自動車などご自身の運転でのご来院は避けてください。
検査を行う前の準備(前処置)

●クリニックで腸管洗浄剤(ニフレックまたはモビプレップ)を内服される方
自宅を出るときにジメチコン錠2錠を内服して、指定時間までに来院をお願いします。来院後クリニック内で腸管洗浄剤を内服開始して頂きます。
検査前に問診を確認します。
鎮静剤(静脈麻酔)をご希望の方は点滴の準備を行います。

●自宅で腸管洗浄剤(ニフレックまたはモビプレップ)を内服される方
検査5時間前にジメチコン錠2錠を内服して、検査4時間前から腸管洗浄剤を内服し、2時間程度で飲み切りましょう。便の性状が黄色透明の水様になったことを確認し、予約時間の10分前には来院してください。
検査前に問診を確認します。
鎮静剤(静脈麻酔)をご希望の方は点滴の準備を行います。

※必要に応じて浣腸を行うこともありますので予めご了承ください。
※妊娠中、妊娠の可能性がある方は、検査を施行できない場合があります。事前にご相談ください。授乳中の方は薬剤等考慮いたしますので、必ずお申し出ください。
検査の順番や時間について
検査は大腸の中がキレイにならないと始められません。便が残っていると大腸の中を観察できないためです。
そのため、検査をはじめる順番は来院された順番ではなくキレイになった方からとなり、順番が前後することがあります。
検査の所要時間は検査のみであれば、通常30分程度です。治療を行った場合には30分以上要することもあります。
検査後の注意点
運転:検査時に使用する薬剤の影響で、一時的に目の焦点が合いにくくなります。また、鎮静剤(静脈麻酔)を使用される方は体の感覚が鈍くなります。そのため、検査当日は自転車、バイク、自動車などご自身の運転の運転は避けてください。
お食事:検査後は普通に食事していただいて構いません。検査中に入れた空気でおなかが張ります。徐々に排出されますので、しっかりガスを出しましょう。

●ポリープを切除された方
切除した傷から出血を防ぐため、検査後1週間は以下のことを守ってください。
お食事:消化のよいもので、油っこいものは避けてください。繊維の多い食品、刺激物、特にアルコールは避けてください。
お風呂:検査当日は入浴は避け、シャワー程度で済ませてください。血行がよくなると出血を促すことがあります。
日常生活での注意:運動や体を動かすような作業や力仕事、スポーツ全般、散歩などは避けてください。また出張や旅行などの遠出も行わないでください。
※万が一、血便が大量に認めた場合には、至急ご連絡ください。時間外で連絡のつかない場合は救急病院にご相談ください。

大腸カメラと同日に胃カメラを希望される患者様へ

当院の検査医は胃カメラも大腸カメラも十分経験があり、同日に両方検査可能です。しかし検査は胃カメラ、大腸カメラ単独よりも時間がかかり、お腹にたくさん空気が入る為、通常の検査よりも大変です。そのため鎮静剤(静脈麻酔)の使用をお勧めしていますが、希望されない方は使わなくても検査は可能です。検査後も仕事や会食などの予定を入れないようにお願いします。またご高齢の方や重度の基礎疾患がある方、時間に余裕のある方は別々に行うことをお勧めします。

検査費用(概算)

(例) 保険適用(3割負担)の場合

カメラ前検査 3,000~4,000円前後
大腸カメラ 6,000~8,000円前後
大腸ポリープ切除(1ヶ所) 20,000円前後
大腸ポリープ切除(2ヶ所) 24,000円前後

※上記金額は概算です。検査内容によって金額に多少の前後があります。
検査についてご不明な点は当院までお問い合わせください。

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